日記(2026.7.2~7.6 半夏生)

7月2日(木)

今日は七十二候でいうと「半夏生(はんげしょうず)」。烏の柄杓や狐の蠟燭、蛇の枕など色々な動物にちなんだ別名がある「半夏」が生えてくる季節だ。
関西では田植で疲れた体を癒すために蛸を食べる風習があるという。蛸の吸盤のように稲穂がしっかり地面に生えるようにとか、「多幸」と蛸を絡めているとか、何かと縁起を担いだ理由があるらしい。

たまたまスーパーへ寄ったらいい真蛸があったので、ぶつ切りにしてオクラと山芋とだし醤油でネバネバ和えにしてみた。ねばねば具合がとてもいい。

7月3日(金)

頭痛がひどくてテレワークにさせてもらった。去年頭の病気で暫く寝たきりになってからというもの、例えば雨の日などは突然に頭がひどく痛むようになった。

以前はどこか具合が悪いのか?という質問に「頭以外はどこも悪くないんですけどね~~アッハッハ」と冗談も言えたのに、今はやや深刻な雰囲気になってしまうのが悔しい。

7月4日(土)

ちびまる子ちゃんの作者、さくらももこ先生とご当地キャラクター「GJ8マン」のミュージアムができたということで郡上八幡へ行ってきた。

郡上八幡は水が豊かな山間の街だ。他の城下町のように古い町並みとして有名な場所がありながらも、例えば先日訪れた倉敷のように完璧な観光地として整備されているわけではなく、あくまで郡上に暮らす人々の営みの上に古い建物や伝統が続いている。
街中には大正時代から続いている「栃の実せんべい」の店や大きな看板を掲げた酒店、昭和から時が停まったようなPanasonicの電器屋が連なっていて、街の営みが連綿と今日まで地続きになっていることが感じられる。

街の人が割とのんきに暮らしているのも郡上八幡のいいところだと思う。
街を歩くと風鈴や手作りのオブジェが吊るしてあったりかわいい鉢植えが置いてあったりする軒先の風景に心が和む一方で、その玄関が開けっ放し(または網戸を閉めているだけ)の家が多くあることに驚く。
京都や鎌倉や、観光客が多く訪れる一大観光地ではまったくあり得ないような無防備さというかオープン加減こそが愛おしく、ずっとこのままであり続けてほしいと思っている。

7月5日(日)

秋田の美味しいお米「サキホコレ」が届いた。
去年秋田へ旅行した時に駅弁を買ってその美味しさに開眼し、以来秋田の農家さんから定期的に取り寄せている。
サキホコレは10年かけて開発され、総勢12万株の米から選び抜かれた究極の米だ。味わいは毎年秋田県の職員が収穫後の10月から3月までほぼ毎日昼食前に10種類ずつ食べてテストしたそうで、秋田県がサキホコレに懸ける本気度が伝わってくる。

今までは山形県の「つや姫」をずっと食べてきたが、炊き上げた時のもっちり感と艶、そして何より冷めても食感や美味しさが変わらないところでサキホコレに軍配が上がっている。蒸らし終わって土鍋をぱかっと開けた時の湯気と香りがたまらなく美味しい。

7月6日(月)

雨。今日は24℃なのに来週の土曜日は35℃の予報らしい。いよいよ夏が極まってきている。

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